褒めて伸ばすタイプ。

大学生が音楽、笑い、カルチャーなどおもしろそうなことについてお話します。(ドヤア

ROCK IN JAPAN 2013の全アーティストが発表されたので、出演ステージを予想してみた。

先日、ROCK IN JAPAN 2013の全アーティストが発表されましたね。日本4大夏フェスの一つとして、2000年から続くJAPANですが、私は2010年から参加しています。今年はテントを持参で、複数日参加しようと思っております。当たれ、チケット。

 

最近では、“POP IN JAPAN”などと揶揄されることもあるJAPANですが、いずれにせよJAPANに出場しているアーティストを見れば、今年の邦楽音楽シーンの状況がある程度俯瞰できるのではないでしょうか。特に、JAPANは、雑誌rockin’onなどを発行しているロッキングオン社の主催であり、ブッキングには他のフェス以上に思想などが入っています(その思想が薄まり、アーティスト人気主義的になっているのでは、という意見も最近はあったりしますが)。

と、いうことで、今回は今年のJAPANの出演アーティストを見ながら今の邦楽のトレンドをあらわにしよう…という名の音楽雑談記事になりそうです。 ただ、雑談だけではアレなので、余興として、今回は「出演アーティストの出演ステージ予想」を発表しようとおもいます。

フェスに行ったことがある人にとっては当たり前ですが、一般的にフェスというものは、複数のステージで、ほぼ同時にライブが進行しています。そして、JAPANの場合は収容人数などの差がある5つのステージがあり、5つのステージ(DJブースを除く)で8組、合計40組のアーティストが1日に出演するのです。 まあ、去年のタイムテーブルを見たほうが早いですね。

http://rijfes.jp/2012/timetable/

こういうことです(説明放棄)。

で、毎年フェスに行く人の楽しみ方として、デビューしてすぐのころは小さいステージでやってたのに、今やGLASS STAGEで数万人の前で演奏を…!と感慨にふける、といった楽しみ方もあったりします。他には、このアーティストはこのステージじゃ小さすぎるだろう、と思って、当日実際満員で入場規制になっているのを見てしたり顔をする、とか、このアーティストにはこのステージは早すぎるのでは…主催者はかなり期待しているのか、とrockin’onの推しメンならぬ推しバンを予想してみたり。まあ、そういうたわいもない話をしようと言うわけです。

ちなみに、ネットを探してみても、出演アーティスト予想をしている人はよくあるのですが、ステージ予想をしている人はあまりいないような。需要が無いのか。結構楽しいのに。

 

では、予想発表の前に、各ステージの簡単な紹介を。

・GLASS STAGE

4万人以上収容可のJAPAN最大のステージ。当然ながらここに出られるのは今をときめく(この表現古いか)アーティストのみ。

・LAKE STAGE

1万人収容の円形のステージ。周囲は段になっているため、座りながらもステージをよく観ることが出来る。

・sound of forest

8000人収容の周りの木々に囲まれたステージ。木陰もあり、のんびりライブを楽しむことが可能で、ここのステージがお気に入りで、毎年ここで出演するアーティストも。

・PARK STAGE

8000人収容のステージ。3年ぶりに復活。

・WING TENT

3000人収容。一番小さいステージで、ブレイク前の若手などをチェック出来る。

 

去年まであった2000人規模のSeaside Stageが廃止され、代わりにPARK STAGEが復活、というのが大きな変更なんですけど、これ単純に考えると6000人分キャパが増える、ということなんですが、チケットの販売数はどうなっているんでしょうかね。これ以上増えると移動などに時間がかかりそうでそれはちょっと不安だったり。

 

では、さっそく予想をどうぞ。ただし、あくまで個人的な意見ですし、ステージによってアーティストに差がある、という風に思っているわけでもありません。

ちなみに、アーティストの順番は特に意味はないです。後ろの方のアーティストは夜に観たいなあ、っていう個人的な意見がちょっと入っていたりしますけど。

 

 

8/2

・GLASS STAGE

ストレイテナー

マキシマム ザ ホルモン

RIP SLYME

ONE OK ROCK 

THE BACK HORN 

MONGOL800

きゃりーぱみゅぱみゅ 

サカナクション

・LAKE STAGE

OKAMOTO’S 

TOTALFAT 

[Champagne] 

HUSKING-BEE 

PUFFY

BIGMAMA  

ZAZEN BOYS

フジファブリック

sound of forest

FLOWER FLOWER

UNISON SQUARE GARDEN 

SOIL&”PIMP”SESSIONS

秦基博 

モーモールルギャバン 

トクマルシューゴ 

ねごと

back number

・PARK STAGE

メレンゲ 

TheFlickers 

忘れらんねえよ

coldrain 

中田裕二

シシド・カフカ 

INORAN 

グッドモーニングアメリカ

・WING TENT

たんこぶちん 

Noise and milk 

LAST ALLIANCE 

HEY-SMITH 

新山詩織

Dr.DOWNER 

ふくろうず 

ROTTENGRAFFTY

 

GLASSのメンツはこれでかなり固いかな、という印象。2年前の時点でLAKEを入場規制にしていたサカナクションはそこからの2年で幕張メッセ2daysを完売するほどになり、もはや間違いなく現在の邦楽ロック界を代表するバンドにまで上り詰めたわけで、満を持してGLASSへの登場、そしてもしもトリだとしたら、今年のJAPANのハイライトになることは必至。OKAMOTO’Sは最近個人的に本格ブレイクのにおいがしているのですが、ここで結果を残せば一気に火がつくのでは。HAPPYなサウンドと間違いない技術はフェス受けするタイプでもあるし。全体を見ると、3日間で一番手堅いアーティストが多い印象。フェスの魅力の一つである新しいアーティストに出会える、という点では少し物足りないかも。WING TENTのアーティストを積極的に予習しようかな。

 

8/3

・GLASS STAGE

9mm Parabellum Bullet 

BUMP OF CHICKEN 

POLYSICS 

Base Ball Bear 

NICO Touches the Walls 

平井堅 

山崎まさよし 

ASIAN KUNG-FU GENERATION

・LAKE STAGE

筋肉少女帯

加藤ミリヤ 

androp 

SPECIAL OTHERS 

LOW IQ 01 &THE RHYTHM MAKERSα 

真心ブラザーズ 

高橋優

capsule 

・sound of forest

OVERGROUND ACCOUSTIC UNDERGROUNG“5” 

家入レオ

WHITE ASH 

GOOD4NOTHING 

宇宙まお 

a flood of circle 

Nothing’s Carved In Stone

クリープハイプ 

・PARK STAGE

cinema staff 

Hilcrhyme 

PES

THE NOVEMBERS 

lecca 

真空ホロウ 

パスピエ

BACK DROP BOMB

・WING TENT

BUZZ THE BEARS 

the chef cooks me 

さよなら、また今度ね 

さめざめ

Hello Sleepwalkers 

J 

赤い公園 

Applicat Spectra

 

この日の注目はなんといっても加藤ミリヤ。去年のFUNKY MONKEY BABYS出演時ほどではないですが、ネットがちょっとざわついている感じが。でも、rockin’on誌でも取り上げられているので、そこまで驚きはないかと。西野カナ呼ぶくらいのサプライズが欲しかった。あと、この日が一番ステージ予想が難しかったです。去年WING TENTだったクリープハイプは周りの邦楽ファンはこぞって大絶賛で、個人的にも今一番勢いのあるバンドだと思っているのですが、今年はどうなるのか。この日のステージ次第でいよいよギアがトップに入るような気が。あとはパスピエ。相対性理論が足踏みしている間にそこの席を埋めそうな気が。この辺のネットで盛り上がっているアーティストの熱狂が可視化される場という役割もフェスにはあると思います。

 

8/4

・GLASS STAGE

奥田民生

the HIATUS 

Dragon Ash 

くるり 

KREVA 

10-FEET

グループ魂

Perfume

・LAKE STAGE

The Birthday 

the band apart 

トータス松本 

ORANGE RANGE

フラワーカンパニーズ 

安全地帯 

CNBLUE 

miwa

・sound of forest

ドレスコーズ 

安藤裕子 

plenty 

THE STERBEMS 

坂本真綾 

SCANDAL  

大橋トリオ 

東京カランコロン

・PARK STAGE

avengers in sci-fi 

Scott&River 

KANA-BOON 

SAKANAMON 

TK from凛として時雨 

DOES  

MIYAVI  

The Mirraz

・WING TENT 

小林太郎 

NUBO 

Rihwa 

luki 

キノコホテル 

Predawn 

MY FIRST STORY 

tricot

 

一応世間的に今年のJAPAN一番のサプライズは安全地帯ということになっていますね。JAPANの層がどの程度興味を持つのか。バンドの知名度、キャリア的にはGLASSでもおかしくは無いけれど、ガラガラだったらボーカルが怒って帰りそう、というのは最近のゴシップのイメージが強すぎるのでしょうかね。それよりも、この日は若手バンドがアツい。東京カランコロン、KANA-BOON、SAKANAMONあたりは数年後にはLAKE、GLASSまでいける可能性を持ったアーティストだと思っているんですけどどうですかね。その他にも、ドレスコーズ、plenty、The Mirrazあたりも(若手と言えるのかは分からないけれど)これから勢いを増していくであろうアーティスト。要チェックですぜ、奥さん!

 

旅行は準備している時が一番楽しいと言われるように、フェスもこうやってあーだこーだ言ったり、予習している時間も楽しいもの。ちなみに、現在チケット予約始まっているので、フェスとか行ってみたいなあって思っている人は申し込んではどうでしょうか。

では今日はここまでで。個人的にフェスと言うと思い浮かぶサンボマスターの「そのぬくもりに用がある」を聴きながらお別れです。