褒めて伸ばすタイプ。

大学生が音楽、笑い、カルチャーなどおもしろそうなことについてお話します。(ドヤア

ROCK IN JAPANのタイムテーブル発表されたので、答え合わせと駄話とおすすめ紹介。

ついに今年のROCK IN JAPANのタイムテーブルが発表されましたね。

タイムテーブルを見ながら、どういう風に回ろうかと妄想するのがチケット代のうち2000円分くらいをしめてるんじゃないか、というくらい楽しいっすね。 ちなみに私は1、2日目に行きます。楽しみ。

 

前の記事でどのアーティストがどのステージに出演するのかを予想するという誰得記事を書いたんで、まずはそれの答え合わせをしようと思います。 ここで全アーティストの正誤を一覧にすると、尋常じゃなく長くなってしまうので、一覧は別記事にまとめました。もしも興味がある方はこちらに。

ちなみに、3日間合計の正答率は73/120で、約60%。しょっぱい結果。可もなく不可もなくという。なんてこった。まあ、お遊び企画なので、お許しください。

 

で、まあ、これで今日の記事はおしまい、と言うのはさみしいので、DJブースに出演が決定したアーティストの中で、注目しているアーティストをいくつか紹介したいと思います。

その前に、DJブースの革命について少し話したいと思います。いやあ、ホントびっくりしました。アイドルブース化ですね。キャパも大きくなったそうで、DJブースというよりは、バンドセットが必要無いアーティストが出る第6のステージ、という感じですね。

なんか、TL上では「アイドル呼ぶとかロッキンは魂を売った」的な荒れているらしいんですが、リツイートで回ってくるばかりで、私の周りにはあまり今回のアイドル祭りを批判している人はあまりいないっすね。

 

個人的には、ロキノンとアイドルの相性って悪くないと思うんですよね。 雑誌の方のロキノンって、アーティストの心情に迫ることで、曲の良さを可視化してきたメディアじゃないですか。2万字インタビュー!とかでアーティストの半生を振り返って、幼少時のトラウマの反動で音楽活動に~とか、今回の歌詞は私のこういう気持ちを~とか、音楽活動を通じて自分探しを~、みたいなアーティストの内面をさらすことで音楽に付加価値をつけてきたわけです。

この手法って、アイドルも同じようなもんだと思うわけです。アイドルファンはアイドルのプライベートな情報を知りたがるわけです。前、モー娘。がASAYANでオーディションから密着していたり、AKBが裏側のドキュメンタリー映画を作ったり。世間に見せてる虚像としてのアイドルと、その裏にあるアイドル本人の“本当の”顔を両方楽しむ、っていうのが最近のアイドルの受容のされ方なわけで。これってロキノンにおける曲そのものとアーティストの内面の関係と同じじゃないかなと思うわけです。ロキノンが提示してきた音楽の楽しみ方を楽しんでいる人たちは、アイドルも同様に楽しめると思うんだけどなあ。そんな怒らなくてもいいじゃない、と思いますけど。

アイドルの他にも、ボカロ勢、ヒップホップ勢も出てきて、今までロキノンと距離があった音楽がたくさん出てきていて、面白いと思いますよ。

 

と、いうことで、DJブースに出演する個人的おすすめアーティストを紹介。

・charisma.com

今回発表されるまで、知りませんでした。で、youtubeで調べたらかっこよくてぶっ飛んだ。女性2人組のラップユニット。エレクトロ音楽に毒のあるリリックがめっちゃかっこよい。でもところどころポップな要素もあって、いや、これは本当注目ですぜ。バキバキでドープなHALCALIと言ったところでしょうか。

CTS

正体不明のエレクトログループ、かつビジュアルを見るとこれなんてダフトパンク、って感じ。EDM(エレクトロダンスミュージック)は最近どんどん出てきていいかげん食傷気味、かと思いきやボーカルが意外と甘い声なところが日本人受けしそうで面白い。とはいえ、エレクトロ界は群雄割拠、雨後の竹の子状態なので、うまく個性を出して行ってほしいところ。

 

アップアップガールズ(仮)

ハロプロ系列のアイドルグループ。その名の通り、アガる曲だらけのアイドルグループ。ちなみに、下にリンク張った曲がもろカンナムスタイルで笑えます。ただ、ここまで潔いともういいや、って思ってしまうところ。まあ、カンナムスタイル自体がベタな構成っちゃ構成ですが。DJブース見てると、お前大騒ぎして踊りたいだけだろ、って人も少なからずいるので、そういう人たちにとっては、もってこいのグループだと思います、ハイ。

 

・八王子P

ボーカロイド枠で、kzや、sasakure.UKなどが出演しているのですが、個人的にはこの八王子Pが好みです。お手本のようなエレクトロミュージックにJ-POPど真ん中のメロディは、一元さん受けしやすい気がします。その分個性が弱いかも、と思ってから、もはやボカロ自体が自分の中で当たり前のもの、という認識になっていることに驚きを感じたりして。

 

結果的にエレクトロ系の楽曲ばかりになってしまいましたが、まあ打ち込み系は楽器がいらないわけで、DJブースだとそういうアーティスト大目になるのは当たり前っちゃ当たり前の話ですかね。あと、こうやってアイドルがたくさんDJブースに進出しているのを見ると、改めてPerfumeの別次元っぷりが良くわかりますね。カンヌでのパフォーマンスを受けて、今回はついに最終日の大トリですからねえ。

と、まあ、こうやって今まで知らなかったアーティストを知る機会になるというのがフェスの醍醐味なので、たくさん予習して今からフェスを満喫したいと思っております。