ROCK IN JAPAN2013　2日目の感想 - 褒めて伸ばすタイプ。

8月2日~4日に、毎年恒例ROCK IN JAPAN2013が開催されました。

とさらっと言いながらももう2週間ほど経ってしまっているわけで。今更感がどんどん増す一方ですが、せっかくなので感想2日目を。さらっと。

個人的には、常に「結構好き」なポジションに居続けているアーティスト。カヨがいたころのどキャッチーな時期を未だに時々思い出してしまうこともあるのですが、現体制もなんだかんだ好きです。久々のグラスでしたが、一見さんもそれなりに楽しませていたのはさすが。

・Base Ball Bear

ライブを観ると意外とロックロックしているのがベボベ。ベボベっていい意味で「中高生が聴くべきロックミュージック」って感じがします。小出氏本人が「サザンとチューブの次に夏の曲が多い」って言ってた通り、夏フェス映えする曲を次々投下。ただ、ライムスターとのコラボ曲を出したばっかりで、ライムス出たりしないかな、とちょっと期待したけど、それはさすがに無しでしたね。ってか、いつかライブであの曲は観れるのでしょうか。意外と来年あたり、このフェスで2組が同日になったらさらっと実現しそう。

・アップアップガールズ（仮）

今年DJブースでアイドル観ずしていつ観るの？ってことで観てきましたよ。ホントは9nineかでんぱ組inc.観たかったんですが、タイミングが合わず。アプガは気持ちいいまでに江南スタイルな「リスペクトーキョー」を聴きたかったんですが、やってくれませんでした。なんだかんだ、まだアウェー感はありましたね。そんな中、最前列ど真ん中のヲタさんがマサイ族ばりの垂直跳びハイジャンプをしていて、遠くから彼の上半身が4つ打ちのリズムで見え隠れしていたのがハイライト。

・赤い公園

この辺疲労マックスだったので、後ろの方で座って観てました。MCのうまさが際立っていました。前からじわじわはまっていたのだけど、今回観て、ちゃんと聴かないとなと思いました。魅力はまだうまく言語化出来てないけど、とりあえず今後もチェックしていきます。

・クリープハイプ

2日目は全体的に各ステージ間の混雑が大変だったのですが、この時間のレイクステージ付近はまさしくカオスってました。その前の加藤ミリヤの入場規制（これなんでなんですかね。理由が気になる。）からのクリープで、身動き取れない状況に。クリープは今年のロキノン界の中心バンドなので当然ではありますが。曲はめっちゃ好きだけど、ここまでのフィーバーぶりにはちょっとついていけない、っていう気持ちもあったり。

・宇宙まお

パスピエを前の方で観たかったので、ちょっと早めにいったら意外と空いてて気づけば最前列へ。で、そのまま宇宙まおを。不勉強で、曲は知らずに聴いたのですが、声が結構好みの感じでした。あと本人のキャラが良すぎて。「去年の30倍くらいのお客さんがいる」と無邪気に言っちゃう感じとか、ナイスキャラ。宮澤佐江に似てる。

・パスピエ

クリープと並び今年の目玉であり、当然満員。大胡田なつきが思ったよりSな感じがまさにエス！エス！って感じでした。意味が分からない。巷ではポスト相対性理論的な扱いを受けているような気がしますが、実際はもっといい意味で「ちゃんとしてる」し、がつがつしてました。ちゃんとバンドとしてフェスという空間に対応している感じでした。いやあ、ワンマン行きたいなあ。ただの感想。

・androp

PVが毎回凝ってて好きなんですがライブを観るのは初めて。客層がバンプと被ってるようで、終わったら一気にグラスの方へ大移動してました。今一つ個人的にははまれないんだよなあ。なんでだろう。

・capsule

レイクのトリ、とはいえ真裏にバンプがいたこともあり、直前までガラガラで心配になりました。まあオレも直前までバンプ観に行こうと思っていましたが。だって全然新曲ださないんだもの。実際セトリも2年くらい同じなんじゃないか、っていう内容。ただ、それでもやっぱ上がっちゃうくらいには好きですcapsule。そして、ついにこしこの「今年の秋ニューアルバム出ます！」という宣言で新曲やるのか、と思わせてからの「starry sky」には盛大にコケました。まだ曲出来ていないんかい。まあ、とりあえずはニューアルバムを期待。

・BUMP OF CHICKEN

グラスステージのシートエリアに荷物を置いていたので、回収しに行ったら、まだバンプがやってました。さすがの集客でしたが、10代とおぼしき人と20代後半以上の人たちとの間に微妙な温度差を感じて、これがジェネレーションギャップってやつか、と思いました。「天体観測」やった時の「これがあの有名な天体観測ですか」みたいな空気とか。楽曲とともに生きてきてない感。多分こういうことは我々の上の世代にもあることなんだろうなあと思ったり。

ということで、バッキバキの筋肉痛を抱えながら、帰りに終電を逃してタクシーで帰宅するというおまけも付きながら2日間のRIJ参戦は終わったのでした。来年は3日間行こうかな。